中国保険監督管理委員会が正式に開業許可を与えた中国人民養老保険有限責任公司が先日、雄安新区における登記を完了させた。雄安新区ではじめとなる本部機能を備えた金融機関となる。北京市は2017年9月末に「北京の都市全体計画(2016-2035年)」を発表、北京にある一部金融機関の雄安新区への秩序だった移転をサポートしていく、とした。
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スマート・省エネ建築の達実智能、雄安新区に深圳スピードを導入
深圳達実智能(DAS)は2017年9月25日、全額出資子会社として、雄安達実智慧を設立した。2017年7月5日に、河北省や雄安新区の関連幹部と、深圳達実智能の劉磅董事長、呂楓董事副総裁が会見した後、10日間の準備期間のみで、雄安新区の1600㎡の区域に本部を開設、2017年8月1日に正式オープンしたという、「深圳スピード」の体現者が、雄安新区でもそのスピード感を表現したことでも話題になった。
メタマテリアル、エンジンなどKuang-Chi、雄安新区に本格進出へ
雄安新区で初めてとなる軍民融合イノベーションプラットフォーム、雄安光啓軍民融合イノベーションセンターが2017年9月20日、正式に設立した。深圳に本拠を置くテクノロジー大手光啓(Kuang-Chi)の雄安新区の本格進出を意味する。
雄安新区、48社に初となる登記の許可、中国を代表する企業が集結
河北雄安新区騰訊計算機系统有限公司は先日、雄安新区での登記が完了した。テンセントによる初めての雄安新区の進出となる。資本金は2000万元(約3億2000万円)、90%はテンセントが出資、残り10%はテンセント内部に立ち上げられた中国共産党委員会の副書記で、テンセントの公共政策部門総経理の沈丹氏が個人として出資する。
雄安新区に企業続々、容城県メインストリートの奥威路が企業街に
雄安新区の設立が発表されてから約半年、国有中央企業を中心とした中国の大企業が続々と雄安新区への進出、足場固めが始まっている。それらの拠点が集中しているのが奥威路(AoWeilu)という道路の両側だ。奥威路は容城県のメインストリートの一つで、今後、雄安新区の企業街として注目を集めることになるかもしれない。
雄安集団が人材採用、定員23人に4123人が殺到、179倍の狭き門
河北省人民政府が設立した国有の中国雄安建設投資集団公司(雄安集団)は、誠通人力資源を通じて、中高級専門技術人員23名の新規採用を2017年8月31日に発表、初めてとなる人材採用活動をスタートさせた。この23人は投融資部門、インフラ建設部門などの領域で、17の担当に分かれる。
スマート・省エネ建築の達実智能、雄安子会社の営業許可書を取得
深圳達実智能(DAS)は2017年9月25日、全額出資子会社である雄安達実智慧の営業許可書を正式に取得したと発表した。国家電網公司(State Grid Corporation of China)の子会社である国網河北雄安供電公司、深圳建科院の子会社である深圳市建筑科学研究院股份有限公司雄安分公司などがすでに許可されていたが、これらに続く形で、雄安新区で営業許可書を取得した初めての企業群の一つになった。
雄安新区の就業者にポイント制、基本賃貸、物件購入・売却を制限
雄安新区管理委員会の責任者は先日、雄安新区での住宅物件政策は賃貸を主体とした、賃貸-売買併用方式を採用、外部から雄安新区に就業してきた人は賃貸に住むことができ、就業者にはポイントを付与、ポイントの蓄積により、物件購入できるようになるという新たな枠組みを発表した。
雄安新区で人材確保の競争、北京と同程度の給料水準では厳しい?
北京の張という姓のエンジニアのもとに、ある日突然、雄安新区からメールが来た。中央企業の一つである中国建築傘下の設計院から、雄安新区の容城県で面接を受けてみないか、という誘いだった―
雄安新区はグリーン金融を発展させ、世界をリードするセンターへ
中国民間のシンクタンクである中国金融四十人フォーラム(CF40)は2017年8月19日、研究レポートを発表した。それによれば、グリーン発展が、雄安新区の計画的発展における基本的な要求の一つであり、雄安新区は今後5年内に必要となるグリーン投資の総額は1兆元(約16兆円)に達するという。