河北省公共資源交易センター雄安支部で2017年10月30日、雄安新区の9号地における造林プロジェクトと雄安市民サービスセンタープロジェクトの開札作業が行われた。この二つのプロジェクトは、雄安新区初期の大事業であり、10月9日から入札の公示が行われ、中国全土から幅広く注目された。北京市、天津市、河北省を中心に、約100社の入札があった、という。
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雄安新区で新たな原則「三つの建てず」、自然との調和をより強調
雄安新区管理委員会は先日、雄安新区マスタープランに組み入れられるワードとして、「三つの建てず」を公表、「高層建築を建てず」「コンクリートジャングルを建てず」「ガラスのカーテンウォールを建てず」というもの。「自然に順応し、グリーンで、森林豊かな、スマートで、水環境と一体となった住みやすい新都市の建設に注力する」という。
雄安新区で初めての土地徴用、臨時オフィスエリア建設準備進める
容城県馬庄村の党委員会事務局で2017年9月9日、初めての臨時土地徴用補償協議の調印式が行われた。村民の姜俊明さんは協議書に押印した。この174㎡ほどの土地の徴用補償協議書が、雄安新区と現地住民の間で初めて交わされた協議書となった。その後、現場に駆け付けた中国銀行の事務員により、姜さんの銀行口座とキャッシュカード発行の手続きが行われ、4147元5毛(約6万7513円)が振り込まれた。
北京市、雄安新区への協力で八つの領域発表「本物の財宝を提供」
北京市と河北省は先日、「河北雄安新区の計画的建設を共同で進める戦略的協業に関する協議」を締結、先行して実施するプロジェクトを固めた。北京市発展改革委員会は2017年8月21日、協議の内容を紹介、北京市が教育、医療、ハイテクイノベーションなどの領域において実際的で具体的な項目を提出、「実物を提供、本当の金銀財宝を提供」する方針だという。協力内容は、八つの領域にまとめられている。
開発の旗艦会社、雄安建投が設立、上海浦東の経緯から今後を展望
中国雄安建設投資集団有限公司(雄安建投)が先日、資本金100億元(約1650億円)で設立した。雄安新区の建設が全面的に展開される、その狼煙になるという。雄安新区管理委員会のWeChat公式アカウント「雄安発布」によれば、雄安建投は河北省政府の100%子会社で、雄安新区のインフラ、公共サービス、生態系と環境保護建設を統一的に進めていくことになるという。
雄安新区、北京から80分でつなぐ高速鉄道が開通、今後より高速に
中国の鉄道部門は2017年7月6日、北京南から雄安新区までつながる高速鉄道を初めて公開した。今回運行を開始するのは、北京南から保定までの区間で、D6655/6とD6657/8。覇州西、白溝、白洋淀、徐水などに停車する。